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6月5日 シマノJC北陸大会に参戦、久しぶりの三里浜で混戦模様の激渋大会でしたが久々に表彰台に立てましたっの巻 


6月5日は今年のキス釣り大会期間で最も大会が立て込んでおり、ダイワの鳥取予選に行こうか、ジャパンカップの北陸大会にしようか、

はたまたG杯関西大会にしようか・・と悩まれた方も多かったようですが、ダイワは先週に四国で大雨に降られてえらい目に遭いましたし、

来週は東海大会に参戦予定なので、今回は久しぶりに好きな三里浜で開催されるJC北陸大会に行くことにしました。

チームからは私独りでの北陸大会参戦で、大阪組のもりさんやトキねぇさん、ADさんはダイワの鳥取大会に参戦との事で

「お互い頑張りましょう・・」とブロックやセミ進出を夢見て各々が大会に向かいました。

今回は単独参戦なので困ったのがエサの確保。いつもなら大阪組の皆さんに

鮮度の良いエサを購入出来る釣具店で買って来てもらうのですが、今回はそうも出来ず、仕方なくイシゴカイは

「いきいきゴカイマスオ君」で今やトーナメンターの間で有名になりつつある

増尾商店へ、チロリは大阪の大型店にネット注文。前日の夕方、共に冷蔵便で無事に届きました。

今回はイシイゴカイ500円分とチロリを

1000円分注文し、送料が各々1000円づつ

かかったのはちと考え物だけと、

早速開梱すると、イシゴカイはもちろん、

チロリも運送便で昨日発送されたものとは

思えない、北近畿ではとても手に入らない

生きの良さで、ほっと一安心。

「こんな時はネット購入も楽で確実に良いエサ

が手に入るし、単独釣行の時はもちろん、

大人数で頼めば送料も負担が軽くなるので

良いかも・・。と思ってしまった程でした。
前夜も仕事が多かったので夜10時に

出発。道程250キロで所要は3時間程度。

1時頃に現地に着くと、0.5メートルの波予報の割りに

波の音が大きめに聞こえましたが、

天候は穏やかそうで薄曇の

空に星がまばたき、明日の天気予報も

ますまずでそよそよと西風が吹いていました。

先週は大雨で酷い目にあったので

余計に穏やかな天候をありがたく感じつつ

ビールを呑み3時間ばかり車中で爆睡。

起き出すともう薄明るくなっており、

準備をしていると青のサーフさんが

来られたので挨拶、昨日は下見をしたとの事で

早速様子を聞くと、

「かなり渋いです、朝8時から

お昼まで釣ってピンばかり5匹でした・・他の

人も同様でした・・」と教えてくれ、

「流れ藻や外道のフグは・・?」と聞くと、

「例年多いと聞く海草は少なかったですし、

フグは朝だけでその後殆ど・・」と教えて

下さり、青のサーフさんのお陰で

今年の三里浜の様子が大体ながら

つかめました。

また、掲示板に書き込みを頂いた

「えぶおちゃん」さんにもお会いし、

やはり同様に「渋い状況でどうしようかなと・・」

と教えてくださりましたし、今回シマノスタッフで

来られていた西向さんにも「昨日は下見で

僅か2匹のみでした、2週間前には

好調で50匹程度は楽に釣れていたのに、先日の

大雨の後、サッパリの状況になって

しまいました、でも応援していますので

頑張って下さい・・」と激励されました。

さて・・大会本部の撮影でもして受付をば・・と

デジカメを探しましたが、ウッカリして自宅に

忘れており、ガッカリ・・。って事で今回の

釣行記は携帯のカメラで撮影したので

競技中の画像が少くて画質も悪いので、

申し訳無いですが、字数

でカバーしよっかなと・・(~_~;)思いながら

受付の列に並びまして・・

「さて良いクジ順となりますように・・」と

祈りつつゼッケンが入った封筒を開いて

ビックリ。

今回は125名の参加だそうですが、

中から出て来たゼッケンが

何と125番。(T_T)/~~~

「うわぁ・・ドン尻の番号を引いたよ・・」と

うなだれていると、周囲の皆さんはおろか、

スタッフの草野さんにまで大笑いをされ、

デジカメを忘れた上にゼッケン番号

までもが最悪じゃ〜っと早くもテンションロー

状態。

しかし・・参加したからには悪いことが

重なっても帰るわけにも行かず、

されとてこの番号ではとても良い場所には

入れそうにも無く、今回もセミを逃したか・・と

大会前からうなだれておりました。
今回の参加者には帽子と帽子の形をした

カワイイ(~o~)ポーチ、ジャパンカップステッカー、

が頂けました。

ゼッケンは前回までのヒモで体に付ける

ものから衣服に張る粘着タイプに変わり、

ヒモが無くなって邪魔にならないので

皆さん歓迎されていました。

暫くすると集合の合図があり、整列のドン尻に

クーラーを置き大会説明を聞き入ります。

ジャパンカップは年々ルールが厳しくなり、

石粉に集魚剤を混ぜたらダメとか

仕掛けに金玉はOKですよだとか

いろいろと細かいですが、携帯電話の使用も

ダメは昨今常識ながら受付時に携帯の

カメラ機能の使用はOKと

許しを頂きほっと一安心。

番号はドン尻なのに何故かタックル、

クーラーチェックは

一番初めに受け、極簡単にあっけなく一瞬で

チェックも終わり、サイドボックスすら

開けられずに終了。当初石粉の匂いまで

嗅がれるのかなと思った程でしたがぁ・・

「あんなんで良いの?」と皆が

言っていた程でした。まあ・・

悪いことをしようとすればキスなんぞは

何処にでも隠せると思うので

服まで脱がされて

丸裸にされない以上、

適当にチェックしても一緒かなと思った次第。

チェックが終わったらいざ出発。

と言ってもワテが出発した頃には早くも浜で

仕掛をセットしている選手も遠望出来、

時間も開始前10分を切っており、

「とにかく入れる場所を・・」と

今回もテトラの内側となる本部よりも

西側エリアしかキスは釣れておらず、

波もウネリを伴っていましたので海面が

穏やかな西側に皆さん走られましたので

私も当然のように西に向かって歩き、

幸いながら1番最初の出っ張りの先端近くが

何とか一人入れそうだったので入れてもらい、

クーラーを置きました。

出っ張りに入ったのは

朝一番の良型モーニングサービスの時間帯は

一寸カケアガリがきつい出っ張りの先端両側

に良型キスが居る事が多いので・・と

妄想したので。そしてその後は多分

良型は居なくなってワンドの中央部の

深い場所にピンが

残っていてポロポロと釣れるかも・・と

思い、先ず出っ張りに入って

釣れても釣れなくても朝一番は良型を

狙ってみて、1時間程したらワンドの最奥に

移動しよっかなと・・ドン尻番号なので

贅沢は言えず、昨日叩きまくっただろうと

思われる、足跡だらけの、且つ

時間が無いので本部から

一番近い出っ張りに入った

次第。しかも、運よく波が左前方から浜に

打ち寄せておりまして・・こんな時は出っ張りの

先端よりも左側に潮が良く当たり、大き目の

プランクトンなども出っ張りにぶつかって

湧き上がる潮の中に居て

大型のキスがエサを待って居る事も

多いので先端から一寸だけ左よりに釣り座を

確保し、こんな場所はフグも沸くからな・・と

1投目の針はオーナー競技用キスの

5号と軸の長い針にしてフグ対策。

その軸の長い針にネット購入の

チロリを長めに刺し、目立つ様にしてから

ホイッスルと共に第1投。

三里のテトラ際はフグの巣窟にて、

且つキスは経験上

ここのテトラには殆ど付かないので

テトラ際は決して攻めぬと決めており、

ほんの3色あたり、テトラよりかなり手前に

ぽちゃんと砂紋バスターを

着水させました。

着底してすぐにジビジビとしたフグのアタリが

感じられましたが、針は朝一番用にと10本針。

いきなり全部の針をフグめに

やられんだろうとタカをくくり、

2色のカケアガリの最初の位置

だろうと感じられる場所に仕掛を落ち着かせて

後は極ユックリと待ち釣り気味に

砂紋バスターをゆらめかせながらさびき

お隣さんはどうかいな・・と見やると

私より早く投げ込んだ選手が早くも次々と

巻き上げを始めましたが、フグの4〜5連か

素針を引く選手のみでフグの猛攻にたまらず

巻き上げた様子でこれは殆ど

予想どうりの展開。

「昨日は下見の人がこのあたりも叩きまくって

いたのか朝一番のゴールデンタイムも

いきなり激渋環境だわ・・。」と思いつつも

1時間はフグの多い出っ張りで何とか良型を

確保したいと辛抱していたら・・いきなり

フグとは違う、ブルルルッとした強いアタリが

砂紋バスターを引っ張り込み、Rの穂先が

結構激しく引き込まれました。

「よし取った」と良型そうなのとあまりにも

突然のアタリだったせいで追い食いなんて事

は考えもせず・・と言うかフグめのせいで

10本針の半分以上は無くなっていると思え、

キスが追い食いしたくとも、

もう食う針が残って居ない

と思われ、アタリの直後に巻き上げ開始。

やがて見えて来たのは良型の、

20センチ近いキスちゃんで、

お隣のえぶおちゃんさんに祝福

されつつ無事確保。
慌てて仕掛を同じ物に交換し、またチロリを

長めに刺してやり、今度も3色に投げるも、

フグは3色でキスの居るのは2色と

判ったので着水したらすぐに2色まで

砂紋バスターを

海面を滑らせるべく高速で巻き寄せ

2色で停止して沈下させます。

水深は4メートル程かなと・・

仕掛を引くとフグの目について食われるので

さっきキスが食った場所をいきなり攻めて

後は待ち釣り気味に「フグよ寄るなよ・・」と

祈りつつ、同じ場所で待って居たら

また同様に「ブルルルッ」と・・で

1投目、2投目で素針無く良型の、

1匹で70グラム程度稼げるやつを無事確保。

周囲でキスを釣ったのは私だけで

皆さんフグの猛攻に悩んでおられたので

ここらあたりでは一つ抜け出たかなと

ドン尻クジの割には

スタートダッシュ成功かなと

思いはしましたが、

心配なのはエリア奥側まで

走って行かれた選手の成績。

「ここらあたりではトップでも井の中の蛙で

遠くでバコバコだったら・・」と心配ですし、

そのまま同様に攻めますが、昨日叩きまくった

出っ張りにキスは思いの外少なく、加えて

2色あたりにもフグがやって来てしまい、

3投目以降は私も毎回のように

丸ボウズにされた仕掛

を回収するのみ。
ならば今度はワンドの奥でピンを拾うべか・・

と左に100メートルばかり移動し、

波静かな場所にやって来ました。

そこでは青のサーフさんが居られ、

声を掛けて聞くと「未だ1匹」

だとか。「何時釣れたの」と聞くと「ついさっき

17センチ程のが」

「フグは?」と聞くと「全く居ません」との事。

「って事はここにはキスが、結構型の良い

キスが未だ残っていてフグが居ないならば

ジックリと攻めたら釣れるかも」と思い

隣に入れてもらいました。

更に青のサーフさんに「エサは」と聞くと

「イシゴカイしか持っていません」との事。

「イシゴカイで1匹のみならば・・と

チロリのほうが良かろうと思い今度も

良型狙いでチロリを全部の針に刺し、

また同じ針の、今度は8本針を

投げ込んで青のサーフさんが釣ったと言う

3色をジビジビとさびいて

ガッツンのアタリで3匹目の良型を確保。

「これで合計約150グラム位かなと・・」と

その後はキスは極細チロリにも全く掛からなく

なったので私も増尾商店謹製のイシゴカイに

変更。

高地県の大師匠に「佐織よ・・キスが全く

渋くて口を使わん時には、ワシは

イシゴカイの1匹刺しで激渋大会の窮地から

抜け出られた事が多々あるぞ」と

教えられた事を思い出し、

「ピンギスでも、細いやつの1匹刺しなら、

案外つるつると全部呑み込むぞ」とも

教えられていたので、本日も実践。

すると・・それまで極細チロリにも

全く反応しなかったピンが、ほんの7〜8センチ

程の、1匹10グラム程度しか稼げ無いキス

ばかりですが、毎回のように殆ど素針無く

単発、今度は2連と釣れ始めました。

1匹釣った後、全く追加が無くて首をかしげて

悩んでおられた青のサーフさんにも

教えてあげ、

「まっ騙されたと思ってやってみ・・」と

イシゴカイの1匹刺しを進め、

投げられると・・すぐにアタリが出て

釣れたものだかから教えた本人もビックリ。

「そんな裏技が有ったのですか」と

釣ったご本人もビックリ。、

その後もピンをポロポロと釣り続け、

やがて1回戦終了時間が迫り、

最後はピンの3連をして合計12匹程釣って

1回戦終了。

検量を受けると、意外や奥まで走った選手も

あまり釣られておらず、全体的に、

浜全体が一様に渋かった様子。

良型3匹に残りはピンのみの

私ですら、「あっ佐織さん楽勝で2回戦ですな」

とスタップの草野さんや西向さんに言われ

たのでようやくほっと一息。

1回戦は230グラム程度、4位通過で

2回戦進出となりまして、

青のサーフさんも僅か3匹ながら、

中型を2匹持っていたのでギリギリ通過。

1匹でも良型を釣ったら

1回戦通過した程、激渋の一回戦でして、

井の中の蛙にならずにすみました。

2回戦はせっかく、久しぶりに1回戦を

通過したので何とかセミを取りたいと

一寸真剣に釣りまして、

撮影行為をしておらず、釣りの画像が無くて

すみません・・・。

でっ2回戦で使った仕掛が

がまかつのシロギスファイン5号金玉付きと

篭定釣具店さんの必殺キス篭定スペシャル

5号のミックス仕掛。

今大会のルールでは金玉もフラッシャーも

OKとしますと書いて有ったので

前日までに作っておいた仕掛で

「三里浜の砂は黒いし、金玉仕掛は効果が

有るのは今までの経験で判っていたので

金玉とフラッシャー糸の折衷仕掛を

サイドボックスから取り出し、

2回戦は7本針仕掛で確実にピンを拾い、

あわよくば必殺フラッシャー糸付きの篭定

必殺針で良型も・・のこれまた妄想タップリの

仕掛で望む事にしました。(~o~)
2回戦進出は24名。

9名がセミに行けるとの事でしたがさてどう

戦うか・・と思っていたら

スタッフの草野さんからエリアの発表が

有り、2回戦はかなり範囲を狭め、

東側は本部右側の河口から、

西側は2つ目の出っ張り付近の旗までと発表

がありました。

本部から遠く離れた場所は除外され、

私に取っては井の中の蛙にならずに

済みそうな範囲設定、そしてみんなが激渋

なのに最後にピンながら

3連をした場所が含まれておりまして、

「これはとてもラッキかもね・・」と思い

青のサーフさんに「あの、最後に3連した場所

に一緒に行こう」と告げ、

今度は4番スタート。

鈍足ながらオタオタと2人で走り、

1回戦で釣っていたワンドの一番凹んだ

付近まで行き、クーラーを降ろしましたが、

タッチの差で先行した選手にその場所を

取られてしまい、5メートルばかり、

手前に入ってクーラーを置きました。

「まあ・・5メートル程度なら

あまり変わらないポイントを攻められる

だろうと・・

ほぼ同じ位置を確保したと安堵しておりました。

やがてホイッスルが聞こえ、2回戦第一投。

しかし・・僅か5メートルの位置のズレで

海底の様子は全く違っており、

私の目の前の2色付近にはゴミがたまり、

3投目までは海草や果てはナイロン袋を

掛けてウンウンと綱引きをするありさま。

一方、すぐ2人横に入られた多鱚会の館野

さんは一投目から良型を確保。

そのすぐお隣の選手も良型を

1投目から釣られていて焦る・・

しかし幸いにその後は皆さんまた激渋に

苦労され、全く釣れない環境に変化。

私が押さえたかった場所に入られた選手も

同様で、素針のみであり、隣で私が

ゴミばかり釣るのを見たせいか、早々と

移動されて行かれ、館野さんとの間が

ポッカリと開きました。

それを見てすぐにクーラーを

館野さんの近くに

置き直し、5メートル程度左側に移動して

1回戦と同じ場所を再確保。

「ここはきっと1回戦同様に1.5色で仕掛を

止めたら、手前のカケアガリが始まる位置で

待って居たらキスが通るハズ・・と信じ、

ゴミでイカれた仕掛を交換し、

チロリ主体に時折イシゴカイを長めに刺し、

2色半に投げて1色半まではそろそろと引き、

キスのアタりを待ちます。

←はADTさんの非売試作品である

弱逆テーパースプール。

本日のような。ほんの2色程度しか投げない

近投を多投する釣りでも

全くバックラッシュしない

スプールで、例え軽めの砂紋バスターで

近くだけを多投しまくろうと、トラブル皆無の

とてもお気に入りの

アイテムなのですが、今のところ発売予定は未定。

「要望が多ければ考えても」とは

言われていますが、逆テーパーながら

私でも砂紋バスターを6色程度ならば楽に

飛ばせる設計がなされていますし、

近投でのトラブルの無さは

今日のような環境ではとても安心して

キャスト出来、テンション巻きなどは

全く必要無しの、私にとっては是非製品化を

希望したいスプールですが、今は借用品で

1ヶ月後には返さねばならず、とても残念・・。

それはともかく、2回戦で小移動後の

釣りですが、フグが全く居なくなり、

キスが手前のカケアガリの斜面を走るのを

信じでひたすら待つ釣りになりまして、

私のすぐ後方ではシマノのスタッフの皆さん

が集まられ、西向さん、草野さん、

嶋野さんなど、キス釣り名人にすぐ後ろから

ずらりと監視されながら(~_~;)の

緊張の釣り。

「掛けるまで仕掛を巻き上げないぞ」と

自分に言い聞かせ、信じて待って居ると

幸いにして移動後3投連続でピンながら

素針無く単発でキスが掛かり、

1投目で良型キスを釣られた

館野さんを追走する形に。

その後も3投して1匹程度ながら

ポロポロと釣り

「何とか追い付いたかな・・」と

このあたりになると、

普段はおっとりマッタリの

釣りしかしない私も一寸入賞への、

そしてセミ確保の欲が出て来て、

「周囲は全く釣れて居ない、この調子なら

せっかく熾烈な1回戦を通過したし、

適うならば上位に食い込んでセミをば・・」と

より繊細なアタリを取るべく、砂紋バスターを

デルナー27号から25号に換装しました。

色は黒い砂の三里浜でも目立ち難いようにと

先日黒いテープを巻いておいたもので、

仕掛も必殺キス篭定スペシャルの

3.5号の最小サイズに変更し、

エサが目立つ針を駆使して、

ピンを何とか掛け続けて

先行する選手に追いつけ追い越せの作戦。

ピンは投げる度に1〜2メートルづつ近くで

食うようになっているのが感じられ、

今までは1.5色のみで止め気味の

釣りでしたが、その釣り方も

やがて風が吹き出すと共に

通用しなくなり、1.5色のみに居たピンも

何処かに居なくなってしまい残り30分。

後方で見ておられたシマノスタッフの皆さん

が検量の準備に本部に戻られた頃より、

更に波が静まって

来たのででもっと手前の、

三里浜は足元から結構な深さとなるので

ほんの波口を丁寧に

引いてみる事にしました。

結果これが良かったようで、

力糸との結び目あたりまで引いて

突然良型のアタリが出て

14センチ程の、ピンに比べて

一寸重量がかせげるキスを確保。

続けてもう1匹先ほどよりも小型の

キスが釣れて

合計8匹となったところで2回戦が終了し、

ホイッスルが鳴り響きました。
「疲れる釣りがようやく終わりましたね・」と

青のサーフさんと共におたおたと本部に戻り、

検量を受けると132グラム。

「微妙な重量だけど24人中9人のセミの枠内

には入る事が適ったかな」と

安堵しておりました。

しかし・・

検量が続行される中、なかなか私より

数を釣られた選手は居られず、もしや・・

と思っていたら、

突然、本当に太い23センチ程の

どすこいキスを釣られた原崎さんが検量の

場に戻って来られ、皆さんどよめきの声。

「この1匹で決まったかな・・」

「佐織さん、また今回も

大型の1匹に泣くのかな」と周囲から

言われましたが、やがて集計が

進んでゆきまして・・。

突然、スタッフの草野さんから、「佐織さん、

今大会のトップ通過です、

おめでとうございます。」と言われ

本当ですか、「2位は何グラムですか」と聞くと

何と僅か2グラム差の130グラム。

今回はどすこいキスにひっくり返されずに

ギリギリで逃げ切る事が出来たようで、

最後の作戦変更後の、

あの14センチのキスが

釣れていなかったらと

胸をなでおろしたのでありました。

やがて表彰式。大会委員長から

表彰状とトロフィー、セミ進出認定証を頂き、

そして副賞は

5万円分のカタログギフトを頂きました。
久しぶりにお立ち台の前に立ち、照れながら

準優勝の原崎さんと握手をした後

お立ち台の上で記念撮影をして頂きました。
セミ進出の9名の皆さんです。

皆さんセミや全国大会常連の

お方も多く、

そんな中で久しぶりに大会で勝てて

本当に嬉しかったです。

って事で、今大会でもアタリを捕らえてキスを掛けられなかったのは1回のみで、先日来、更に乗りやアタリの感度面で

調整を続けていた砂紋バスターが良い仕事をしてくれ、

アタリをくれたキスはほぼ確実に掛けてキープしてくれたのがとても嬉しかった大会で、可能性を信じ、苦労して作って来た砂紋バスターが

ようやく日の目を見る事が出来たかなと思います。

更に、青のサーフさん始め、いろいろと情報を頂いた皆さんのお陰でもありますし、肝心のエサもネット購入ながらほぼ理想的なものが手に入り、

良いエサをお送り頂いた増尾さんや大阪の釣具店さんにも多謝・・

更に今回も、楽しみにしていた北陸の皆様との再会、歓談がとても嬉しく、楽しかった大会でした。

今回、久しぶりにセミの権利を獲得出来ましたので来年まではキス釣り大会に対するモチベーションがUPしそうで、来年開催の新潟での

セミファイナル大会に向けて精進したいと思います。

尚、大会結果はシマノHPで。

今度の日曜は一転して太平洋側にてダイワSBC杯に参戦予定。

今度はチーム投げ北4人揃ってワイワイと・・福田海岸は初めてですので何かと不安ですが、

また楽しみな事です。東海地区の皆様どうぞ宜しくお願い致します。ではっまた・・。


 



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