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10月13日 平日こいて若宮へ落ちギス狙いでしたが、1投目に大クロダイが釣れその後キスもBGBG・・の巻 

10月13日の木曜日、いつものように丹後半島で仕事をし、午後からの仕事前に宮津で

弁当を食べていたらていたら親会社からのメールを受信。

「2時〜夕方の修理依頼にキャンセルが入りましたので訪問不要です・・」(~o~)

って事で本日は2時に仕事が無くなり業務終了。って事になりまして、

「日曜にTamuraさんや真弓さんにもらったイシゴカイが冷蔵庫で保存してあるしぃ・・」と急遽落ちギスを狙っての釣行を計画。

折から今日はお休みで独り高浜の若宮に釣行している

奥村さんに電話を入れて様子を聞くと・・「先日は吉岡の夫婦が落ちギスBGBGと聞いて若宮に来たけど、今日は

曇って時々雨も降るせいかいまいち・・ピンが多いし素針も何回か有った、BGBGとは程遠いなぁ・・」との事。

それでも、次の休みは日曜でそれまでにせっかくもらったイシゴカイは鮮度が保てそうに無いし、時間も空いたので私も・・と

急いで自宅に戻り、ハイエースに乗り換えて高浜に向けて出発。「若宮がいまいちならば難波江はどうかな・・」と

久しぶりに難波江に向かいました。

難波江白浜に到着したのが午後3時半。

平日なので誰も居らず、日曜に多いジェツト軍団

も皆無で無人。

海はベタ凪で期待しつつ竿を継ぎます。
しかし・・・6色半からジビジビと丁寧に引くも

アタリは皆無で全く音沙汰無し。(T_T)/~~~

1色まで引ききって回収したらエサも取られて

おらず、「居らんっこんなベタ凪なのに、もう

落ちは終わったみたい・・」と1投目で諦め、

夕方まであまり時間も無い

ので即転進を決め、

「奥村さんに今日はダメだったと聞いたけど、

40匹は釣ったみたいなのでワテも少しは

釣りたいぞ・・」と

若宮の様子を見に

車を走らせます。
今日は曇天で先ほどまでは小雨も降り、

あまり良い条件で無く、「今日はダメかも・・」

と思いつつ若宮にやって来ましたが、

さてどうしようかなと・・

「奥村さんは浜の東端のエリアでいまいち

だったようだし、ワテは西端から釣り歩いて

みるべか・・」と

ラーメン店の下の浜に出て

縦に伸びているテトラ毎に探ってみる事にして

第1投。また6色半から丁寧に引き・・

4色まで引いても難波江同様にノーシグナル。

「ここもダメなのかなぁ・・・」とタバコに火を

つけようとライターを探していたら・・

突然っ、いきなりタイプRがガーッと竿先から

海面に突き刺さるような、

一気に舞い込む大アタリが出てビックリ。

アタりと言うよりもまるで漁船に道糸を

引っ掛けられたような感じで竿を突然

海に向かって引きこまれ、辺りを見回しますが

漁船は居ませんし・・ならば海鳥が

道糸を引っ掛けたのかと上空を見ても何も

飛んでおらず、「ウワッ何か大きな魚が

引いているぞ・・」と倒されそうになった竿を

あおると・・・次の引き込みがまた伝わって

来て、相手が魚と確信。

引き込みからして、大型のハネかダツが

邪魔をしに来たのかな・・と思って

やりとりしていましたが、それにしては重々しい、

横走りを伴った重量感を伴った引きで

「もしかしたらズズキがピンギスを取りに

やって来たのかな・・」と思いつつ

大きく引きこむ時は竿を前に倒してやりとりを

繰り返していると・・

どうやら8本針の長い仕掛が

相手の魚に巻き付いて思うように泳げなく

なったのか

少しづつ巻き取れるようになりましてぇ・・

やがて残り力糸のみの距離まで巻き取って

初めて相手が見えました。

「大きなクロダイだわっ・・」

「何でキスの数釣り仕掛けに

こんなのが掛かるのじゃっ。」

と思いつつも.慎重に波打ち際での

最後の抵抗を交わし、寄せ波にクロダイを

同調させて浜にブリ上げたのは・・・
見事な銀色のクロダイがっ

尾びれにも針が刺さっていて体中に

仕掛けが巻き付いたのが幸いし、

道糸0.4号、モトス1.7号、ハリスは0.8号

なのに幸い切られずに捕獲に成功。

針は篭定必殺針でハリスが0.8号ながら

フロロカーボン最強のVハードなので

ホンテロンよりも粘り強く、衝撃に

耐えてくれたのが良かったみたい・・

針を外したら口の中からガッチョが出て来て、

針掛かりしたガッチョを狙って来たクロダイが

釣れた次第でしてぇ・・
「それにしても久しぶりにクロダイを釣った

なあ・・、45センチは超えているみたい・・」と

幸い今日もクーラーは大容量のEZMサーフを

持参していたのでチヌを放り込んで

持ち帰る事にし、

気を取り直してボロボロにされた仕掛けを

交換し、キス釣りを再開。
「あ〜クロダイのせいで5分以上も

やりとりをしたし、仕掛けの修復もしていたら

もう夕方だわ・・」とまた6色から手前まで

引いていたら辺りはもう夕焼け。

先ほどまでは小雨でしたが、

夕方になると晴れ渡って

「秋〜の夕日にぃ〜照る山紅葉〜」

の時間帯に。

相変わらず難波江同様に何にも反応は無し。

「クロダイが大暴れしたのでキスが散った

のかな・・」と思いつつ、

「もうすぐ日が暮れるし

この1投が素針ならもう帰ろう・・」と

撤収も考えながらしつこく引いているとやがて

仕掛けは2色を切って1色半へ。そこは唯一

白波が立っていて釣れそうにも無いし、

「ダメ・・帰ろう」と立ち上がった瞬間、

「ブルルルッ・・」と突然強いキスのアタりがっ。

そのまま待っていると・・「ゴンゴンガンガン」と

追い食いのアタリが連続し・・

「何〜っあんなに浅い白波の下にキスが?」

と思いつつ巻き上げると・・
何と先針には20センチも含めて突然の6連。

ピンは居らず他のキスは15〜17センチで

良い感じ。(^^)v

そうなると納竿しようなんて思いは

ふっ飛びまして・・。

今度は3色にヒョイッと投げて

2色まで早めにさびき、やがてまた1色半で・・

「ブルッ、ブルルルル・・・」が

連続してくれましてぇ・・。
またしても8本針に6連で今度は20センチが

2匹混じっていきなりのBGBG状態。

「今まで遠くだけさびいていたけど

こんなに近くに居たのねぇ・・」

「キスが居るのはほんの水深50センチ、

白波の下やがな・・」と

それからは2色以内に

チョイ投げを繰り返しましてぇ・・。
7連8連も有り、なぎさの近くは

まるでキスの絨毯状態。

結局日没までに7投出来て合計46匹。

ほんの30分の釣果で、

「もっと早く気付けよぉ・・」と口惜しい程で

したが、太くてふやけたイシゴカイでも

関係なく仕掛けが群れに入ると追い食いが

激しく、キスバナナにならないように

1発目のアタリが出たら引くスピードを加速

しないと仕掛け絡みが多発する

激しい食い、まさに落ちギスの荒食い

でした。
キスは平均してこのサイズで

1.5色で痛快なアタリをくれるサイズが大半で

時折20センチも混じりました。

キスは2色以上の範囲には皆無で

1.5色以内でBGBG・・と

落ちギスらしい、一箇所に集まって集中的に

食うパターンでした。
帰宅後にクロダイを測ると、47センチ有りまして

久しぶりに全日本サーフに

大物申請用するための

写真を申請専用のメジャーを使って

撮影しました。

北近畿の、内湾のイカダや磯釣り場で釣れる

クロダイはニンニクやサナギ、アミエビなど、

臭いが強い撒餌を食っていて

食べても臭みが強くて不味いので

大物申請用の写真を撮影したら海に逃がして

しまいますが、

浜から帰り際、通りかかった漁師さんが

「砂浜で釣れるクロダイはマダイとおんなじ位

うまいぞ」と教えてくれたので

「マダイと同じ位なんてほんまかいなっ」

と疑いましたが

取り敢えず刺身とアラ炊きに

して食してみる事にしました。

腹を裂いてみると・・何とキス釣りをしていて良く

掛かる黄色いカニを沢山食べておりまして・・

ハラワタも全く臭くなく・・

刺身にしたら綺麗なピンクがかった

白身でプリプリとして身が締まっておりまして、

とても味が良く

マダイと言われても疑わない程の味。
アラ炊きにしたらとても脂が良く乗っていて

煮汁の表面に脂が浮いてこちらもプリプリで

とても美味しく今まで「クロダイなんて・・」と

その食味を卑下していましたが、

「綺麗な砂浜で釣れるクロダイは旨い」と

教えてくれた漁師のおじさんに感謝・・。

刺身もアラ炊きも家族4人でペロッと平らげた

のでありました。

って事で、仕事が午後からキャンセルになってしまい、収入はさっぱりでしたが、釣果は上々だったと言う日でした。

高浜の釣り場は遠投しても水深が2〜3メートルなので毎年落ちギスの期間は早く始まって毎年大体10月初旬の頃、

そしてほんの10日程度の期間だけ爆ってサッと早く終わります。

一寸した波や冷え込みでさっぱり居なくなったりする年も多く、ムラも激しいですが、また秋晴れの好天でサザ波の日に時間が取れたら

もう一度楽しめるかなと・・・。なんて目論んでおります。ではっまた・・。

 



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